carpe diem

フランスに留学中。健康で文化的な生活を目指す。

フランス語能力の推移(一ヶ月目)

南仏に交換留学生として来て、一ヶ月が経過した。留学終了時に、生活に困らないレベルのフランス語能力(行政手続きが一人で行えるくらい)を手に入れるために毎日ヒイヒイ言いながら勉強している。そんなわたしのフランス語能力の推移を一ヶ月毎(?)に記録していきたいと思う。

なにか一つの言語を習得できたら、その勉強方法は他言語の習得の際にも役立つと思う。フランス語がある程度使えるようになったら(というか本帰国したら)英語も頑張りたいので、その際に参考にできたらいいな。

 

留学前のフランス語能力

大学の第二外国語として選択。最初はあまり真面目に勉強するつもりはなかったが、好きな(推している?)先生が仏検三級用の授業を持っていたので、二年時になんとか仏検三級を取得。二年生の後半あたりからフランス語って面白いかな?と思い始める。

その後、一ヶ月弱のフランス語研修に参加する。旅行でフランスに行くよりも参加費が安いし単位も手に入るという軽い気持ちで参加。ホームステイしながら三週間現地の語学学校に通った。語学学校のクラスはDELFのA2レベルだったと思う。この語学研修がとても楽しかったので、なんとなく留学したい。もっと話せるようになりたいという気持ちになる。

語学研修後、本格的にフランス語を勉強し始めて三年春に仏検準二級取得。夏休み中にアテネフランセの夏期講習に通う。三年秋に仏検二級を受験するが不合格。

三年の春休み~留学前までアンスティチュ・フランセに通う。

留学前に、なんとか仏検二級とDELF B1を取得して渡航。おそらくレベルとしては、DELF A2+って感じ。

 

一ヶ月目(8/25~)

フランスは二回目だけど、一人で海外に行くのは初めて。CDG空港で水と食料を買おうとしたら、店員さんに言葉が通じず焦る。ステイ先のマダムと初めて会ったときも、会話が成り立たなくて泣く泣く英語を使ったりした。その後もマダムや大学の事務の人と話していても聞き取れない、言いたいことが言えないという状況が長く続く。

到着後、2週目から語学学校が始まる。現在はB1レベルのクラスで学んでいる。欧米人と比べて圧倒的に会話ができない。このことがコンプレックスに感じる。そして、語彙力不足を感じる。試験ではわからない単語は文脈から意味を類推していたが、授業ではそんな時間はない。知っている/知らないで大きな差がある。これは会話でも言える。会話中に分からない単語があったとき「○○はフランス語でなんというのか?」という質問も可能だが、それを何度も繰り返すわけにもいかない。

 聞き取りに関しては到着時に比べて上達している(耳が慣れた?)と感じるが、話すことは相変わらずだめ。まだ頭の中で日本語を介さずに話すということが出来ないので、言葉にするのに時間がかかる。話しても使えるフレーズや表現が少なく、クラスメイトと比べてたどたどしい。

映画は字幕なしで観て、ストーリーを追うのでやっと。仏語字幕有で30~50%の理解というところ。映画鑑賞が学習に役立っているのかは分からないけど、気分転換になるし、話のネタにもなるし、いいと思う。もっともわたしは映画鑑賞が趣味だから学習のためと思っていないけれど。

 

やっぱり語彙力がなくて出来ないこと(会話、作文etc.)が多いので二ヶ月目は語彙力強化に努めたい。様々なブログで見かけることなのだけど、フランス語が理解できるようになってくるのは基本単語3000語(?)を覚えた頃からだそうだ。たぶん今のわたしはそこまで覚えられていない。毎日のノルマを決めて12月までには全て覚えてしまいたい。

 

前期終了まで(一時帰国まで)二ヶ月ちょっとしかないと気が付いて焦る。10月下旬にバカンスが一週間あるので、授業を受けるのは実質二ヶ月といったところか。一時帰国までに少しは成長した・上達したと実感できるようにしたい。年末年始日本に帰ったら、会いたい人たちに会えるし、食べたいものも食べられるからそれまでは頑張るぞ。同期の友人たちと一緒に卒業できないのは寂しいけど、寂しい思いをする分成果を出してやる。時間があるときに、大学卒業後の進路について考えられるといいなあ。就職するにしても進学するにしても、いずれにせよ早めに情報収集しなくてはいけないし。親に相談しなければならないし。