carpe diem

フランスに留学中。健康で文化的な生活を目指す。

ビザを申請した

ようやく、ビザの申請をした。
交換留学をする学生は、水曜日の10時~11時半?の間は予約なしで申請出来ると知って、13日の水曜日にフランス大使館へ行った。
広尾と聞いて思い浮かぶのは、よく買う雑誌(FUDGEやCLUÉL)に載っているカフェやレストランなどのお洒落の権化みたいなお店たちである。(あと、恵比寿を卒業したお洒落さんが引っ越す場所という偏見もある。)
広尾に行くのは初めてで、自他共に認める方向音痴であり地図が読めない困った人間であるわたしは迷わないか心配だった。(歩道橋で降りる方向を間違えて反対方向に歩いてしまい、迷った。期待を裏切らない)

ビザ申請をした人たちのブログの記事を見ていると、職員が怖かったという感想が多く、前日の夜は何度も書類を確認して、万が一不備があった時に謝り倒すイメージトレーニングもした。
今日、迷いながらも9時半すぎに大使館に到着すると、入り口前には既に10人ほどの学生が並んでいた。待つ場所は屋根もなく、座る場所もないので、それなりの覚悟はしていった方がいいと思う。夏場はきつい。
手荷物検査や身体検査を通過して、整理番号が書かれた紙を発行してもらい、建物の中へ。ビザセクションと呼ばれる部屋には、証明写真機や申請書類を書くことの出来るテーブルが用意されていた。
予約のある人が優先的に呼ばれ、その合間に整理番号を振られた学生たちが呼ばれる。
意外にも書類などに不備のある人が多く、進みがとても遅かった。わたしの番号が呼ばれたのはビザセクションに入って1時間半ほど経過したころだった。
証明書の原本がなかったり、そもそも申請書が書き上がっていなかったり。手数料が払えず、ATMに行く人もいた。
大使館のホームページには日本語のチェックリストが載っているし、入り口や部屋の壁には「書類を確認して(大意)」との注意書きもあるのに、なぜそのようなミスをするのか理解に苦しんだ。
そのような人たちの相手を毎日していれば、多少は職員さんたちの言い方がきつくなるのは仕方のないことなのではないか。
わたしは待ちながら、スムーズに手続きが行えるように書類の順番を整えるなどの準備をしていたので、手続きは5分ほどで終わった。対応してくれた職員さんの感じもよく、前日にあれほど神経質になっていたことが馬鹿らしく思えた。
何の問題もなくビザが発行されますように。

ビザ申請が終わったので、残すは航空券と保険料の支払いだけだ。
出国まであと1ヶ月ちょっと。長いようであっという間に過ぎるんだろうなあ。

●追記(7/23)
木曜日にパスポートと共にビザが届いた。早い。

仏検2級(筆記)

昨年の秋季試験を受けたので今回は2回目。前回は10点ほど足らず落ちた。
夏から留学するし、学校に提出した目標には出国前にDELF B1と仏検2級合格すると書いてしまったし、落ちるわけにはいかなかった。(そして貧乏学生には受験料が高いので3回目に挑戦する気になれない)
そわそわしながら受験会場に行き、そわそわしながら試験を受けた。知らない動詞が出ないように祈った。

↓自己採点の結果
◯筆記   44/68
◯聞き取り 15/18
●小計   59/86

筆記は問2と7が半分くらいしか解けず、反対に問4と5、6はほぼ満点だった。語彙などの知識の有無が直接回答に関係ないと正答率が高い。
聞き取りは特に仏検対策らしい対策をしなかったけれど、よくできた。3回も繰り返し読んでくれるのでこの点はDELFと比べて易しいと思う。スピードもゆっくりだし。
書き取りも聞き取りも、たぶん、下にある単語帳を使ってディクテをやっていたら仏検2級は大丈夫だと思う。あと、RFIとかTV5MONDEとかの易しいニュースを聞いたり。スピードや言葉の使い方に慣れるという意味で。
仏検 準1級・2級必須単語集 (<CD+テキスト>)

仏検 準1級・2級必須単語集 ()

書き取りは8割くらい書けたけれどスペルミスがちょこちょこあるので、半分の7点取れていたらいいなという感じ。
例年の合格基準点を見る限り、筆記試験は通過したかな。
前回受験したときよりだいぶ分かるようになっていて嬉しかった。
今回の反省点を普段の勉強に生かすぞ~

DELF(口述)を受けた

タイトル通り、DELFの口述試験を受けてきた。


緊張して自己紹介のときから言葉が出なくて焦った。それを察した試験官が簡単な質問をしてくれて、それで緊張を解せればよかったのだけど逆に混乱してしまい申し訳なかった。

次のロールプレイ?は、「あなたは一年間仕事を休もうと思っていて、それを上司に言う。」
みたいな内容だった。
あまり上手く説得が出来なかった。

最後は、試験前に渡された3つの記事から1つ選び、それについての自分の考えを発表するというもの。
私は「幼少期における運動は学習に好影響を与える」という内容の記事を選んだ。
幼少期という言葉が分からないまま発表してしまい、途中で試験官に突っ込まれてしまった。分からなかった言葉は最初に聞けばよかったと反省した。
スラスラと話せたわけではなかったけれど、自分の考えたことは言えたのでまあまあ出来たのではないかなという印象である。

筆記が全然出来なかったので合格点に達していないとは思うけど、少しだけ期待して結果を待とう。


ようやく

先々週から続いていた体調不良が水曜日に悪化して、木曜には39℃近い高熱と吐き気で起き上がることすらままならなくなっていた。

処方してもらった解熱剤でどうにか熱は下がったけれど胃腸は未だ本調子には戻っていなくて食事があまり摂れていない…。(食欲がめっきりなくなってしまい、好物を見ても心が躍らなかったり、食べても感動しなかったり、とても悲しい。)

病気が悪化していたら大変ということで受診して採血をしたけれど、CRPの上昇以外の異常は見られずウイルス性の風邪ということだった。

病気が悪化していたらしばらく入院ということになると思うし、留学に影響が出てしまうのですごく不安だったけれど、風邪でよかった。

秋から冬にかけて風邪をひかなかったのになあ。季節の変わり目だから体調が安定していないのかしら。

留学中に同じような症状が出ないように対策を考えないといけない。

 

二週間ほど学校にいる以外の時間はほとんど寝ていたので、色んなものが遅れている。留学の準備もフランス語の勉強も。来月の仏検を受験することになったので、その勉強もしないと。

体力がなく、すぐ体調を崩すために人よりも動ける時間が限られているので優先順位をはっきりさせて取り組もう。

DELF(筆記)の感想

DELFの筆記試験を受けてきた。

今回が初受験で、具体的な対策は問題集くらい。
会場はアンスティチュ・フランセ。空調が入ってない教室は蒸し暑く、もともとない集中力がゴリゴリ削られた。
試験前、体調不良で数日間寝込んでいたのでどうにもならないだろうなと半分諦めモードだったけれど、そこまで難しくなかったので(問題集の方が難しかった)最後までがんばった。まあでも落ちているだろうなという感触である。
 
試験対策は以下の問題集を使用した。
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 最後の文章作成はコツがあるというか、それなりに対策してないと点数を稼げないなと思った。繋ぎ言葉?とか、文章の構成とか、何も勉強してないと全然分からない。

 数年前にTOEFLを受けたときも思ったけれど、大学に入るまで小論文やエッセイをまともに書いたことがない人間にとって、この手の試験は慣れるまで大変だ。